中日新聞に紹介「おぼろタオル工場の煙突」

今月６月より、おぼろタオル工場に立つ煙突・下の建屋を災害時などの安全確保のため取り壊す事となりました。

６月７日（金）の夕刊、６月８日（土）の発売の朝刊の中日新聞に紹介していただいております。

ぜひ、ご覧ください。

６月８日（土）中日新聞　朝刊

６月７日（金）中日新聞　夕刊

「長年お疲れ様でした～おぼろタオル煙突～」

現在のおぼろタオルの工場は、１９３７年に事業拡大のために第二工場として建てられました。この時に煙突も建てられ、タオルの製造工程で用いるお湯を沸かすために、ボイラーから出る煙を排出するのに活躍しました。

煙突は津の空襲も逃れることが出来ました。
その後、戦火で消失した本社を現在の工場に移し１９４８年に操業を再開。

３０年ほど前に、煙を出さないボイラーに変更してからは使用することが無くなり安全のために１０メートルほどカットしたのが現在の姿です。

おぼろタオルの工場のシンボルとして長年頑張ってくれた煙突ですが、老朽化も進み地震や台風などの災害で倒壊することを防ぐため取り壊しが決まりました。

多くの方々に、「見慣れた風景が変わってしまうのは名残惜しい」「電車で名古屋から帰京した時に、煙突を見ると津に帰ってきたことを実感していたのに」とたくさんのお言葉をいただきました。
長きにわたって、市民の皆さまに街の風景のひとつとして愛され親しみをもっていただけたことに改めて感謝しております。

皆さま、本当にありがとうございます！！

6月1日（土）に、「煙突お別れ会」としてお子様向けのお絵描きタオル作りを行いました。
また次回のブログで、その時の様子もお伝えする予定です。