【タオルができるまで】 4.おぼろ染め工程

公開日:2018年09月20日

 

明治四十一年の創業以来こだわり続ける一貫生産。

分業体制が一般的な日本のタオルメーカーの中で、おぼろタオルは自社内に全ての工程を持ち、一貫生産をすることができる希少となったタオルメーカーです。昔から変わらない製法と時代と共に進化した技術が混在する自社工場で作られる「おぼろタオル」が出来上がるまでの工程を計12回に分けてご紹介いたします。

4.おぼろ染め工程

タオルに柄を入れます

  • おぼろタオルの名前の由来となった創業当時専売特許技術。緯糸だけにしか柄が染まらないおぼろ染を使った商品は今も昔から変わらない工程で作られています。

  • 専用の機械のローラー部分に柄を写したゴム版を巻き付けます。ローラーの下をタオルが通る際におぼろ染専用の染料が下から滲み出てきて、ハンコの要領で印刷されています。

  • 新しく特許を取り直した、「新おぼろ染め」では独自に開発した新しい生産設備によって今までのおぼろ染めでは難しかった細かい図柄の表現や、多色や濃度調整が可能となりました。また、表現できる柄域も余白をなくた形での全面プリントが可能になり、デザイン性の面でも幅広いご要望にお応えできるようになりました。
    これは、自社一貫生産制により独自にカスタマイズされた生産設備を保有している、おぼろタオルだけの特許技術です。