おぼろタオルの歴史

公開日:2018年03月29日

創業明治四十一年。
日本のタオル文化を美しく継承。

「おぼろタオル」は一九〇八年(明治四十一年)三重県津市にて日本画家でもあった創業者の森田庄三郎が「朧染タオル製造法」の専売特許で創業。無地で味気ないタオルしかなかったその当時にヨコ糸だけが染まる技術を開発しました。白いパイルの下におぼろげな模様を描いたのがその名の由来です。
その染色技法は、瞬く間に全国に広がりました。その後、一九二六年(大正十五年)に社名もおぼろタオルに改称。
昭和二年には、日本初の細糸によるガーゼタオルの量産化に成功。
その後も独創的な実用新案や特許などを複数件取得し現在までに取得した特許の数は十数件を超えています。
日本のお風呂文化と共に歩んできたおぼろタオルはお風呂で使うタオルの代名詞として愛され続けています。

創業以来こだわり続ける一貫生産。
三重の地でタオル一筋。

薄手で軽く、絞りやすいので、身体を洗うタオルとして最も適しているのが、おぼろタオルの特徴です。また、かさばらないので、ちょっとした旅行などにもカバンに入れる事ができ持ち運びにも便利です。生地の特徴として、おぼろ独自の密度の粗い織り方で一般のタオル比べ乾きやすく軽いのも特徴です。また一般的なタオルにくらべ細い番手の糸を使っているので肌触りも非常に優しく、繰り返し洗濯しても、適度なシャリ感と柔らかい風合いが長続きします。また、分業体制が一般的な日本のタオルメーカーの中で、おぼろタオルは自社内にすべての工程を持ち、一貫生産をする事ができる希少となったタオルメーカーです。一度使うと手放せなくなる、おぼろタオルの使い心地をぜひお確かめください。